第3章 ~ ロンドン編 ~ → Back in Japan

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2017年11月3日金曜日

水道管トラブル 3

みなさんこんにちは、かばんです。

さて、今日も前回の続きです。
(=ω=) 水道管トラブルその2

さあ、丸4日水が止まるという事件の幕が閉じたものの、
まだ続きがあるわよってところからね。

やっと普段通りに水が復旧し平和が戻ってきたかと思ったのだが…
問題が一つだけ残っていたのだ。

それは「緊急で予約したホテル代」が管理会社から出るか否かということ。

この辺はしっかり「保証します」とメールに明記してあったので、
そこまで心配はしていなかった。

(=ω=)がっ

一年半以上経っても返金されることはなく、今に至ります。(ぶほっ
ええ…何か月かに1度、催促のメールをしても何の進歩もなかったのでした。

(=ω=) いま問い合わせ中。俺ら悪くねーっス。頑張ってまっす!

管理会社にメールしても担当変わっただの、
ここに電話して、メールしてだのやり取りはあったのだけど…

もちろん、「あ、これうちじゃない」のたらい回し

そして先週、最後に行きついた問い合わせ先から電話がありました。
どうやらその会社が「うちが払うか、払わないか」だけはすぐ確認できる、とのこと。
ここまで来るのに4か月かな?はっは。

一週間後に連絡をすると言われたのに、もう週末…
まあ、期待はしてなかったけどね。

もしここから出ない場合は確実に管理会社に責任が下りるという旨だったのだが、
いったいどうなることやら。

とにかく来週始めにまた連絡しようと思います。

一泊分でも金は金じゃ。夫が頑張って稼いでくれた金だ。
下りるか下りないか、それを知るまではもやもやするよね。

とにかく、進展があったら「その4」を書きます!

(=ω=) あったらね。

どうやらまた読者の方々が戻ってきてくれたようです。

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2017年11月2日木曜日

水道管トラブル その2

みなさん、こんにちは。かばんです。

さて、今日は前回の続きです。
(=ω=) 水道管トラブル

水が出なくなってから丸3日が過ぎたところです。

なんてさらって書いてあるけどさ、業者呼んで仕事してるはずなのにどういうことさ。

ともあれ。

4日目の朝。
夫は友人宅から出勤し、私は一度家に帰り、支給された水を沸かして洗い物をしました。

そう、水が止まった夜、私たちは普通にチキンカレーを料理していたのだ。
鶏肉切って、玉ねぎ刻んで、スパイス入れて、ごはん炊いて…

よーやるわ。

だってねぇ。
ウェットティッシュと買ったペットボトルで一日しのげると思ったんだもーん。

そして朝出勤した友人の言葉に甘え、午後はゆっくり家に居させてもらうことにしました。

管理会社からメールが届き、

(=ω=) 夕方6時半頃には水が出ちゃうから

なんて言ってたけども信用できないので、念のために隣町のホテルを予約したのでした。
もし水が出なかったらホテルへ直行するつもりで仕事帰りの夫と合流し、家に帰りました。

そしたらね、出たよ。水。

安心したのもつかの間、本当呆れかえってしまった。
初期の工事やトラブルの対応の要領の悪さにびっくり。

100人以上は住んでいるであろう住宅の水が丸4日も止まった。
しかも8月始めの夏にさ!!

もうここは、イギリスは、自身を先進国なんて呼んじゃだめよ。

どうやら不法に建物内に入った10代の子供たちが水道管を壊したのが原因らしい。
夏休みに入っていたずらをしたのかい、おまいら。

うちの地区はあまり治安の良い方ではないけれど、まさかの出来事でした。

出かけるお金もない、移動手段もない、援助もない人たちもいただろうに。
小さな子どもを抱えた家族もいただろうに。

水が出るというのは本当に有難いことだ。
身に染みたよ。

というわけで、この事件は幕を閉じたのでした。

と、言いたいところだが…
なぜ一年半以上たった今になってまた蒸し返したのか…

それはね、まだ「完璧には解決していない」問題があるからなのだよ。

その3へ続く~。


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2017年11月1日水曜日

水道管トラブル

みなさんこんにちは、かばんです。

さて、今回は去年の事件を掘り返してお伝えしたいと思います。

私の住むフラットは日本で言うマンション、8階建ての新築です。

新築だからか(?まじか)、最初の頃からトラブルが多いらしく、
上の階の住人のバスルームの故障、お隣さんのガスヒーター故障(一週間)、
うちもトイレの水が漏れて壁にカビが出てきた、など色々絶えませんでした。

1年に2回くらい急に水が止まったこともあります。
が、一番ひどかったのは去年の夏のこと。

ある日、台所で手を洗おうとしたら水が細くなったので、
この感覚は…ああ、来やがった…まずい、水が止まる!!

前回の経験を活かし、とりあえずトイレを済ませる。(一回分は流れるからね)

そして案の定、水が出なくなった!!!

とにかく夫に事を伝えて、管理会社に連絡をしてもらった。
こういう時はパッと動いてクレーム等もさっとしてくれるのでものすごく頼りになるんだな。

3,4時間して管理会社からメールが届いたのだが、
原因は究明中、もう9時を過ぎてるのでエンジニアが見つからない…
明日の朝一番に業者に来てもらう…

というような内容。

えええええ

一晩水なしですかい? ここで1日目終了。

ええ、朝まで我慢しましたよ。
水が止まった時にトイレに行っておいて良かった…
明日になれば水が出る!と思っていたのだが、

そう、「だが」

(=ω=) 復旧はお昼頃で~す!

とかなんとか。

そして案の定昼が過ぎ、

(=ω=) 夕方頃に水が出ま~しゅ!

と楽観的なメールが来たので即、街へ避難、カフェでケーキと紅茶で待機。

朝、お腹が破裂しそうだったのでトイレを使用しました…
男は良いさ、ペットボトルがあるから。夫は朝早く出て行きました。

が、帰っても進展はなく、玄関の前に2リットルのペットボトルが4本支給されていた。
水道は止まったまま、が、奇跡的に一回だけ流せた!朝の分が流せた!よがっだーー!!

ここで2日目終了。

そして次の日は何も期待せずに朝から外へ出かけ、

(=ω=) 夕方には直るかも!??乞うご期待!!

なんてメールが届いたので、こりゃまずい!と近所に住む友人に助けを求めました。
彼女の家に一泊させてもらいましたよ。

ここで3日目終了。

長くなったので次回に続く。

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2017年10月27日金曜日

NHSスタッフと患者たち

みなさんこんにちは、かばんです。

さあ、ちょこちょこっと更新していきますよ。

私はここ半年くらい月一程度でイギリスGP(町医者)に通っています。

GPというのはイギリスの公的医療機関で、
まず地域のGPというものに登録し、何かあれば予約を取ってドクターに会います。

ここでは簡単な治療や検査(子宮頸がん・糖尿病の定期健診・血液・尿など)が行われ、
その結果次第で大きな大学病院等に行くよう指示が出されます(郵便ね)

追記
イギリスのGP、病院は税金で回っているので基本的に無料です。

半年くらい前からドクターの予約を取るのがオンライン化+アプリ化されているのだけど、
やはりネットに馴染みのない世代には難しいわけで…(といっても40代も含まれる)
普段にも増して受付の列が長くなることもしばしばあるのね。

で、ある日。
私はそのオンラインの登録をしようと二番目に並んでいたわけさ。
前の人が何やら話し込んでるわ~と普通に待っていたら(ここで2分くらい
次に来たおばさんがその30秒後くらいにイライラし始めたのね。

いや、30秒よ?30秒。カップヌードルにお湯を入れてもまだ硬いから。

そしてすぐに舌打ちが聞こえ、タンタンと床を鳴らし始めたではないですか。
びっくり。まじすか。

それから次に列に来たおじさんに文句を垂れ、
そのすぐ後ろにいたおばあさんが「ああ、ここはいつも遅いのよ」と激しく同意する。

おばさんが並んでから2分も経たないうちに文句の大合唱がフロアに響き渡るのでした。
まじすか。

私はどうしたかと言うと…

「笑うのを堪えていました」と言う他ない。

いや、あんたたち…いくら何でもそれはひどいんでないかい?子供じゃあるまいし。
スタッフは一生懸命対応してるのよ?

そもそもネットでなくてもタッチスクリーンで予約もできるのよ?
※来院時に「来ましたよ~」とセルフチェックインができるボードがあるのです。
受付の人がたまに声を出してお知らせしてるじゃないの?

それすら無視してひたすら列に並ぶ人たち。
本当、文句ばかり言って変化を嫌うイギリス人の典型だわ。

と…ここ半年で診てもらった医者、ナース、学生、受付の人たちの対応を思い出し、
彼らも「ああ、そうだねぇ」とそんなこと承知の諦めモードで私のこの話を聞くのでした。

診察後は「どうでしたか?意見を聞かせてください」というフィードバックを求める携帯メールが届き、
一週間前、2,3日前に「次の診察は以下の日程です」というリマインダーメールが届き、キャンセルもすぐできるシステムになっている。

最近はメンタルヘルスにも力を入れているようで、
診察の最後に、さりげなく、でもしっかりと私の精神状態を聞いてくれるスタッフたち。

ニュースで過去最悪な状況と報道されようが、NHSスタッフは出来ることを日々こなしている。
しかし、もっとひどいのは患者の方じゃないか!
この問題を改善するには患者の方の努力も必要じゃないか…

全国的に患者の態度がこんな悲惨なものであれば、
EU圏から来ている医療スタッフが去った後のイギリスはとんでもない社会になってしまうよ。

と、思えざるを得ない半年なのでした。


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2017年10月25日水曜日

Kent大学の先輩、Kazuo Ishiguro氏がノーベル文学賞を取った!

みなさん、お久しぶり。かばんです。
(=ω=)おっす

もう一年以上ここを更新しないまま時が過ぎてしまいました。
まあ別に何かあったわけじゃないのだけどね。

さて、今回の記事は「卒業宣言」をしたはずのFacebookからコピペ…そしてちょっと編集
(=ω=)オラオラ

とにかく更新するのが名目ってことで許します(誰が

こういったミーハーな投稿はあまり好きではないのだけれど…
こればっかりは嬉しい知らせなので書きますよ。

Kazuo Ishiguroが文学ノーベル賞を取った!


何が嬉しいって、氏は私の母校のKent大学、しかも同じ文学部出身の作家なのだ。
彼が年代の違う先輩だと知ったのは入ってしばらくしてからだけど、
ハウスメイトが彼の処女作を貸してくれて読んだのを覚えてる。


2年前にロンドンの本屋で彼の新作The Buried Giantのサイン会があり、
一人で4時間並んで、11番目。ちゃっかり日本語訳の本にもサインしてもらいました。
Kent大学の話をしたら、oh, looong time ago とおっしゃっていました。



丘の上にあるキャンパスからカンタベリー大聖堂を眺めるのが好きだったなぁ。
よく一人芝居(英語の言い回しの復習)をしながら丘を駆け下りたっけ。



我が文学部、これで少しは国から予算が出るかね。



日本で報道もあるだろうなぁ…と思っていたけど、やっぱり予想通り。
イシグロフィーバーですって。

「日本出身」「日系」と押してるけれど、彼はイギリスで育って、
イギリスで教育を受けて、イギリス国籍を持っている。
正式な報道であれば「イギリス人」作家ですよ!メディアさんたち、
誤解のないようお願いします。

日本で生まれ育って、日本国籍を持って、生涯日本で生きて、
自分は日本人と思っている人などを見かけや名前だけで「日本人」と呼べない
悲しい事実が日本にはあるのに…ノーベル賞の時だけってさ。
そりゃないだろ、と思うのでありました。

それでも、Ishiguro氏はアイデンティティの葛藤は少なからずあっただろうし、
国籍関係なく一人の偉大な作家として賞賛されてほしいと思う。
いや、もともとそうなのに日本メディアで変な方向に行ってしまった。

私が唯一持ってる日本語訳は数少ない質の高い翻訳だけども、基本は英語。
純文学のジャンルに入るから、大学時代から落ちた英語力で読むのは正直少し時間が掛かる(苦)
それも物語の醍醐味だと思って楽しんでいます。

日本では本屋、そしてアマゾンでさえも一時在庫切れが相次いでるみたいだね。
嬉しいことだ。イギリスではそうでもないらしいけど。
まあ、こっちではすでに名は知られてるからね。

Kentの誇りだー!おめでとうございます!!
宛名つきのサイン本は宝物だね。
写真は昔のブログからです。
http://www.bbc.com/japanese/41521067

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